花粉症と風邪の症状の違いは?
花粉症の主な症状
- 鼻水が透明でさらさら
- くしゃみが続けて出る
- ひどい鼻づまり
- 目がかゆい
- 涙目や充血
- 2週間以上症状が続いている
- 毎年同じ時期に症状が出る
- 花粉の飛散数が多い日に症状が出る
風邪の主な症状
- 鼻水がネバネバしたり、色がついたりすることがある
- 発熱がある
- のどの痛み
- 頭痛がする
花粉が鼻やのどから入ってくるとリンパ球が侵入者だと認識します。
リンパ球が侵入者にそなえて抗体を作り、抗体は肥満細胞に蓄えられます。※肥満細胞と体の肥満は関係ありません。
再び花粉が入ってくると肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、充血などの症状が引き起こされます。
花粉症と風邪の症状の違いは?
花粉症の主な症状
風邪の主な症状
該当する症状がある場合は医師に相談しましょう。
検査によって本当に花粉症なのか、そうであれば原因となる花粉は何なのかを判断し、自分に合った治療を行います。花粉の飛散が増える前の、症状が軽いうちに治療を開始することをおすすめします。
また、検査の際にはどのような症状が出ているのかをしっかり伝えることが大切です。
花粉症の診断方法
検査の種類 | 皮膚反応検査 | 血中lgE検査 | 皮膚膜誘発テスト |
検査の方法 | 原因と考えられる花粉のエキスで皮膚を刺激し、腫れが出るかの反応を見ます。 | 血液を採取して検査を行い、原因となる花粉を明らかにします。 | 原因となる花粉エキスを鼻の粘膜につけ、くしゃみや鼻水などの反応が出るかを確認します。 |
花粉症は『春』だけの病気ではありませんので適切な治療をお勧めします!