在宅薬剤師のもり日記_25

在宅薬剤師のもり日記_25

先日、在宅薬剤師のオガタさんにお話をうかがいました。患者さんの生活環境をよく観察し、本人はもちろん家族からも話を聞き、他職種の介護記録などからもヒントを得ながら、薬に関してだけでなく「その人」が持つ困りごとをすくい上げている姿が印象的でした。

全人的な視点で患者さんとしっかり向き合うには他職種や家族との協働が必要で、大きなエネルギーが求められます。「自分はそこまで見ていなかった!」と痛感するエピソードを共有させていただく中で、医療者としての自信やプライドを持って仕事に注力している様子が伝わってきて、頼もしくも思いました。同じ在宅薬剤師として「こんなふうにできているだろうか」と我が身を振り返る機会になりました。