在宅薬剤師のもり日記_7

在宅薬剤師のもり日記_7

私が勤務する薬局には医療事務のスタッフがひとり在籍しており、彼女はなくてはならない存在です。

開局時間中に新規の居宅訪問の依頼が入ると、私は外来業務の合間に依頼内容や訪問日程をチェックし、医療機関との相談を進めるなどマルチタスクになり、気持ちが焦ってしまうこともしばしば。彼女は、そんな私をフォローして、訪問用の備品の発注を着実にこなし、外来患者への声かけなどもしてくれます。訪問後には在宅患者の状態を共有し今後のスケジュールや薬の発注のタイミングをいっしょに考えたり、ときには困った患者さんの愚痴を聞いてもらうこともあります。医療事務のスタッフは、薬剤師と二人三脚で薬局を支えてくれる頼もしいパートナーです。