在宅薬剤師のもり日記_8

在宅薬剤師のもり日記_8

居宅療養管理指導を開始する際、サービスの内容を説明して、患者さんかご家族から契約書にサインをもらうのですが、最近、気づいたことがあります。

退院当日は、薬局以外にも医師、訪問看護師、ヘルパーなど多職種がそれぞれ今後の説明をするので、独居や状態の良くない方は、話を聞くだけでくたくたになってしまうようなのです。「いろいろな人から書類をもらって混乱する」との声を耳にしたこともあります。穏やかな時間をすごせると思って帰宅した方にとって、いきなりの大仕事は、重い負担になってしまうのではないでしょうか。契約書を交わす段階から、患者さんの状態をよく観察をしてお話ししなくてはならないと、あらためて思いました。